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【Day3】響き合う心──祈りと応援が背中を押してくれた日々〜“1位になります”と口にした私が、ようやく動き出した〜

タイ・プーケットで「私は1位になります」と宣言して帰国した私。
でも最初の頃は、まだ自分の中で“覚悟”が足りず、
応援のお願いも、どこか遠慮がちでした。

そんな私の心が、少しずつ変わり始めたのは、春分の日のこと。
昨年に引き続き、伊勢神宮で、能楽師・大倉正之助さんが主宰する
大鼓奉納之會に参加させていただいたときです。
みなで心ひとつに打ち鳴らしたその調べは、祈りそのものでした。
胸の奥まで響くその調べに、私はなぜこの挑戦をしているのか、
何を届けたいのか、静かに、でもはっきりと思い出させてもらったようでした。

その後の直会では、たくさんの方があたたかく声をかけてくださり、
その場でスマホを出して実際に投票してくれる方も次々に。
「晃子ちゃん、応援してるよ」
「どんな本が出るのか楽しみだね!」
――あぁ、自分ひとりで頑張ってるわけじゃなかったんだ。
いつも素敵に着付してくださるボルボレッタ・中澤順子さん
水鏡コンサートでも大変お世話になった小笹康史さん
ジャンベ奏者のラティールシーさんとそのご家族
お声かけさせて頂いてから毎回のように参加してくださる峯山政宏さん
いつも応援してくださっている洗心荘の杉山翠さん
美味しい「月のしずく」のお水を差し入れしてくださた三浦通澪湖さん
伊勢の宿「おしのびで」に泊りがけで駆けつけてくださった果門秀明さん
美味しいカステラを差し入れしてくださった大内健一さんand more…
その場に集うお一人お一人の真心がどれほど私の背中をおしてくれていたことか…。
またこの頃、私は毎日、内宮の方にお詣りするようになっていました。
そして、尊敬する音楽プロデューサー中脇雅裕さんの縄文瞑想の音源を聴きながら、
「声」と向き合い、類書を読んで企画書を整えていく日々。
行動と祈りが、静かに重なり始めていた頃でした。
そしてもう一つ、ここで気づいたことがあります。
「応援してくれる人を、自分で勝手に決めつけない」
忙しい社長さんや、憧れのあの人にお願いするなんて無理…。
最初は、そうやって“遠慮”していた私でしたが、
思い切って声をかけてみると、驚くほど多くの方が
「もちろん!」と応援してくださったんです。
私は、自分で勝手に「この人は無理」と線を引いていた。
つまり、相手に対して失礼なだけでなく、自分の可能性にフタをしていたことになる。
だからこれからは、誰に対しても、自分の想いや活動を
堂々と、まっすぐに伝えていこうと決めました。
応援は、信頼のバトン。
その最初の一歩は、自分を信じて「伝えること」から始まるんだと気づけたからです。
次回【Day4】では、敗者復活の裏側と、松本勇司さんとの出会い、
そして“夢短冊”に託した言葉が私の心をどう動かしたかを綴ります。
引き続き、読んでいただけたら嬉しいです!